心の病

鍛人

2009年11月22日 11:45

先日、女優の木の実ナナさんが

長い期間、うつ病と闘っていたという番組を観ました。

まぁ、僕自身も先月は連続して苦難が襲い掛かり

心に大きなダメージを受け、深い傷も負いました。

(その件については、いずれ話をするかもしれません)

健康過ぎる肉体と、常にポーカーフェイスなので

なかなか周りの人には理解してもらえませんけどね

現在、僕は心のリハビリ中ではありますので

この番組の内容は、とっても共感する事が多かったです。

彼女は、TVドラマなどで拝見する限り

太陽のように明るく元気な女性という感じでしたが

人が抱えている「本当の気持ち」や「心の傷」というものは

外見や行動からは分からないものなんですね。









僕は今まで自分は強い人間だと思ってました。

身内が誰一人居ない見知らぬ土地で

10年以上頑張ってきたという自信がありましたし

何度かあった危機的な状況も、独りで乗り越えてきました。

(まぁ、皆、そうして生きているんですけどね・苦笑)

でも、今回ばかりは今までとは少し違うようです。

落ち込むというよりは心の病に近い気がします。

生きていく為の芯が砕かれたようなダメージがあり

日々、気持ちのコントロールが大変難しいし

夜は寝れず、早朝に目覚め、食欲も減退するし

何事に対しても、まったくやる気が起こりません

感受性も非常に敏感になっていますから

些細な事柄でも、健康時の数倍傷ついてしまいます。

こんな時に受けた、心無い態度や言葉、相手の事などは

多分、一生忘れないでしょうね

心配してくれる友人が、飲みに誘ってくれたりしますが

多くの友人に囲まれていてワイワイ騒いでいても

気持ちは山奥で独りぼっちの様に孤独だったりします。

心の病とは本人にも、関わる人達にも厄介なものなのです。





                    






そんな状態で2ヶ月間、闘い続けた結果

何とか,どん底状態からは復活しつつあります。

今回の色々な苦しい経験をしたことによって

健常者には理解しにくい心の病を抱える人の気持ちが

少しだけですが理解できた気がしています。

心の病を抱える人は、やるべきことは充分、理解していますし

周りの人々が応援している事も充分過ぎるほど感じています。

でも、最初の一歩が踏み出せない・・・それが心の病なのです。

「心が弱い」とか、「意思が弱いから」などという言葉は

痛みを知らない健常者の傲慢な言葉でしか有りません。

誰にでも、突然襲い掛かる可能性があるわけですからね。






                    






今までは・・・・・

どちらかと言うと自分中心に物事を考えて行動し

他人に対しては厳しかった僕にとっては

人を思いやる気持ちを学ぶ大切な試練なのかもしれません。

また、こういう時期は「人情」「縁」なども感じます。

僕も多くの人々に色々と助けてもらっていますし

世の中、捨てる神あれば拾う神ありだなぁと感謝しています。

沖縄のゆいまーるという風習は本当にあるんですね

知人やブログ仲間の方々にも色々心配していただいておりますが

今は心を鍛える時期なのかなぁと、プラス思考で考える毎日です。

皆さんも色々と悩みを抱えているとは思いますが

お互いに、前向きに進んで行きましょうね






引き続き応援宜しく!!




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